“新しい環境”に慣れようと「頑張り過ぎてしまう」人へ

こころの闇を解消して、生きる力を育てる方法を日々研究している 丸田愛子です。

 

「4月から新しい職場になりました。

学生の時からそうだったんですが、

新しい環境って緊張します。

急いで慣れようとして、

空回りしてしまいます。

また、

早く周りの人と仲良くならないとって

私、本当は内気でマイペースなんですよ。

でも…。

笑顔で雑談を頑張って社交性を発揮してしまいます。

せっかく採用してもらったのだから、

期待に応えたい

できるところを見せたいと

がむしゃらに仕事をしちゃうんです。

なのに、

なぜかみんなと歯車が合わなくなってくるんです。

がむしゃらに頑張っても

会社の望む通りにはできないし、

もやもやしますよ、本当に…。

しばらくたつと、

すごく疲れて落ち込みます。」

これは、よく語られる言葉を

組み合わせて作った

架空の語りです。

でも

新しい状況で、

このような気持ちに

大なり小なり

なる人は多くいらっしゃいますよ。

最初が肝心。

それはよく言われることですが、

それでも、

頑張り過ぎて

疲れちゃったら

しんどいでしょう。

 

どうしたら、

新しい環境を

頑張り過ぎて

うまくいかなくなってしまう人が、

うまく乗り越えていけるのでしょう。

それには、

 

慣れてくる迄

頑張るペースを調整すること です。

 

(そんな当たり前のこと?)

そう思いませんか?

でも、頑張りすぎる人にとっては、

頑張るペースを調整することは

とても難しい場合があります。

なぜなら、

 

頑張り「すぎる」背景に、

・早く慣れようとする焦り

・この職場でやっていけるかという不安

・そのままの自分では認められないという心細さ

・何かしらの不安、焦燥感、安心感の乏しさなど

がありえるからです。

 

勿論、これらが全てではありません。

でも、

背後にある不快な気持ちをなくそうとして

もしくは

対処しようとして、

頑張り過ぎている場合があるんです。

その場合、

頑張りすぎることを調整する、

つまりは、

ペースダウンするのは、

焦りや不安などを

一旦でも強く感じる可能性があり、

とても落ち着かない気持ちになります。

ですので、

意識して、

慣れてくる迄、

頑張るペースを調整することが役立ちます。

 

(でも、「頑張るペースを調整する」ってどういうこと?)

例えば、

周りに早く慣れないと・・・

そう思って

人の目を気にしすぎて

疲れがたまる人は、

この時期は、

・挨拶と指示にちゃんと答える、

・雑談はほどほどに

位の人付き合いにしておくといいでしょう。

経験のない仕事まで

引き受け過ぎて

業務を頑張り過ぎてしまった。

でも結果がでなくて

うつ気味になる人には、

言われたことと、

勤務時間的にも経験的にも

余裕をもってできることだけ

自ら引き受ける

などがありえます。

頑張るペースは柔軟に調整できた方が、

様々なストレスへの対処がうまくなります。

その結果、

新しい環境に対して余裕がうまれ、

慣れ方がうんとうまくなり、

業務や人間関係をうまくやっていけることに

繋がっていくでしょう。

新しい環境への不安、

頑張りすぎてうまくいかないことにお悩みの方

この新しい状況をうまく乗り越えていきたい方は、

西船橋・新宿のお試しカウンセリングでお待ちしています。